手作りスキンケア用品を使ったアンチエイジングとは?

手作りスキンケア用品の落とし穴

 

アンチエイジングのためのスキンケア用品といえば、
「安全性を重視して、原材料が自分でもしっかり分かる手作りスキンケア用品を作る」
という人も居ますが、これについては、よほどしっかりとした成分知識があって衛生管理ができる人でない限り、
おすすめすることはできません。

 

なぜなら手作りスキンケア用品には、結構いろんな落とし穴があるからなんですよ。

 

思った以上に腐りやすい!

 

手作りスキンケア用品の大きなメリットとして
「防腐剤無添加だから肌にやさしい」
というのを挙げる人が多いのですが、

 

実はこれこそが「腐りやすい」という大きなデメリット
を生み出す要因ともなっています。

 

ただの水ですら、何週間も置くと腐ってしまうのに、手作りスキンケア用品はそこにさらにいろんな成分を混ぜるわけですから、「普通の水より腐りやすい」という状態になることが多いのです。

 

市販のスキンケア用品であれば、防腐剤または防腐作用のある天然成分を、必要に応じて配合しているのですが、手作りスキンケア用品はこれがないだけに、たった数週間程度で使い切るレベルでも腐ってしまうことがよくあります。

 

腐敗したものを肌につけるというのは、肌トラブルの大きな原因となってしまうこともありますから、
ここは注意しておきたいですね。

 

「野菜や果物の汁」にも危険がいっぱい?

市販のスキンケア用品に「○○エキス」などという言葉があるのを参考にして、生の野菜や果物をしぼって、その汁を手作りスキンケア用品に配合する、という人も多いですが、
実はこれは肌にとってきわめて危険な行為なのです。

 

なぜなら、市販のスキンケア用品に配合されているエキスは、変質しないようにきちんと処方・精製されたものが使われているのですが、野菜や果物の汁に含まれている成分の中には「外気に触れたり紫外線に当たると変質する」というものも多いからなんですよ。

 

たとえば、レモンやきゅうりの汁にはビタミンCが含まれている反面、
紫外線に当たると変質してシミを誘発する「ソラレン」という成分も含まれています。

 

 

もちろん他の野菜や果物の汁にも、肌に何らかの悪影響を与える成分や不純物、アク、さらには残留農薬など、さまざまなリスクが含まれている可能性があるのです。

 

こうした点についてよほどしっかりとした知識がない限り、
手作りスキンケア用品に自己判断で野菜や果物の汁を入れるのはおすすめできません

 

「容器は使い捨て」も徹底する必要あり!

さて、ここまでの話をまとめると「防腐剤や防腐作用がある天然成分を使わなくても大丈夫なくらい短い日数で使いきれて、しかもシンプルな処方で成分すべての安全性が確認できている、という手作りスキンケア用品なら大丈夫」という気もしますが、最後にもうひとつ、注意すべき点があります。

 

それは・・・手作りスキンケア用品を入れる容器は、「使い捨て」を徹底する、ということ。

 

「容器は洗えば繰り返し使っても問題ない」と思われるかもしれませんが、素人の洗浄では、どこかに洗い残しが出ることも少なくありません。
そもそも、スキンケア用品の容器のほとんどは、口部分が狭いので、「きちんと清潔なスポンジでしっかりとこすり洗う」などということもやりにくいですしね。
もしも洗い残しの成分が変質・腐敗すれば、これまた肌トラブルの元となるのです。

 

こうして見ると、手作りスキンケア用品というのは、素人にとっては思った以上にリスクが高いものだということが分かりますね。

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